痛みに配慮した、やさしい歯科治療
当院では、歯科治療に対する「痛い」「怖い」といった不安を少しでも軽減できるよう、痛みの少ない治療を心がけています。治療中の痛みを最小限に抑えるため、表面麻酔や電動麻酔器を使用し、麻酔時の痛みを和らげています。また、細い麻酔針を使用することで、注射時の痛みも軽減しています。
できるだけ削らない・抜かない治療（MI治療）
歯は一度削ってしまうと元に戻すことはできません。当院では、可能な限り歯を削らず、抜かずに済む治療（MI：Minimal Intervention）を実践しています。
メタルフリー治療で自然な美しさと健康を
むし歯治療後の詰め物や被せ物には、金属を使用しないメタルフリー治療をおすすめしています。セラミック素材を使用することで、自然な見た目を実現し、金属アレルギーのリスクも軽減します。過去に治療した銀歯をセラミックに替えたい方や、金属アレルギーが心配な方はご相談ください。
予防歯科で健康な歯を維持
むし歯や歯周病を未然に防ぐためには、定期的な検診とクリーニングが重要です。当院では、患者さま一人ひとりに合わせた予防プランを提案し、健康な歯を維持するお手伝いをしています。また、日々のブラッシング指導や生活習慣のアドバイスも行っています。
安心・安全な治療環境
患者さまに安心して治療を受けていただけるよう、徹底した衛生管理を行っています。治療器具は専用の機器で滅菌した器具を使用することで、院内感染の予防に努めています。また、診療室は清潔で落ち着いた雰囲気を保ち、リラックスして治療を受けていただけます。
むし歯（う蝕）について
むし歯は、細菌が糖を分解して作り出す酸によって歯が溶けてしまう病気です。放っておくと神経まで進行し、強い痛みや感染を引き起こすことがあります。初期むし歯の早期発見・早期治療を大切にし、最小限の治療で済むよう努めています。
歯周病は“沈黙の病気”－気づかないうちに進行
歯周病は、歯を支える骨や歯ぐきが徐々に破壊される病気で、最終的には歯が抜けてしまう原因となります。特に40歳以上の日本人の約8割が何らかの歯周病にかかっていると言われており、非常に身近な病気です。
歯周病の怖さは、お口の中だけでなく「全身の健康」にも大きく関わっている点です
全身疾患との関係
歯周病菌が血液中に入り込むことで、以下のような全身疾患との関連が指摘されています
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糖尿病歯周病と相互に悪影響を及ぼし合い、血糖コントロールを困難にする
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心筋梗塞・脳梗塞血管に炎症を引き起こし、動脈硬化を悪化させる
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誤嚥性肺炎高齢者では口腔内の細菌が気管に入ることで肺炎を引き起こす
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早産・低体重児出産妊娠中の重度歯周病がリスク要因に
メタボリックドミノとは？
「メタボリックドミノ」とは、生活習慣病が domino（ドミノ倒し）のように連鎖して発症していくことを示す医学モデルです。
病気は一度に起きるものではく、生活していく中で時間を追って、いわばドミノ倒しのように順番に病気は発症していきます。これをメタボリックドミノと表現しています。
口腔内細菌により、メタボリックドミノが始まるといっても過言ではありません。口腔ケアを怠ることによりドミノが始まってしまいます。いったんドミノが始まると、疾患が連鎖的に発生・進行する恐れがあります。口腔ケアと適度な運動を行うことにより、予防していきましょう。
「最前列」にあるのが、実は歯周病や口腔内の健康問題だと考えられています。つまり、お口の健康が崩れることで、次々と生活習慣病リスクが高まります
