臭いのたい爽やかなお口で健康的に

正しい噛み合わせには、生活習慣が大きく関わっています!

正しい噛み合わせには、生活習慣が大きく関わっています!

この15~20年ぐらいで、インスタント食品が増え、食べ物が軟らかくなり、日本人の食生活が急速に変わりました。

そのことにより、噛むことに関連する筋肉が、十分に発達しない子供たちが増えてきています。

子供のあご、また生活習慣の変化により、「全身の筋肉が弱い」、「骨が弱い」、「背骨が湾曲している」、「体のひずみが出ている」、など子供たち(特に10代の方)に増えてきています。全身的には、「偏頭痛」、「肩こり」、「背中の痛み」、「腰痛」、「原因が様々でよくわからない症状」、などが出る方も増えています。それ以外に、姿勢の乱れ、種々の癖によっても、あごの非対称、体のねじれは増長されます。

対策としては、特に成長発育期には、インスタント食品を減らし食生活を正しくすること、固いものをよく咬んで食べること、全身の筋肉をよく使って鍛えること、だと思います。

以下の癖がある方は、ご注意ください

  • 頬杖をつかないこと(勉強中、テレビを見るとき、パソコンをするときなど)
  • 寝ころんで頬杖をつかないこと
  • うつぶせ寝をしないこと
  • 横向き寝でも良いが ・・・
    • くるまって寝ないこと
    • 枕を下あごに当てて、一定方向にあごを押し込まないこと
    • あごに手を当てるなどして、いつも同じ方向で寝ないこと
  • 片方だけの噛み癖をつけないこと(あごが噛み癖のある方向へずれていきます。)
  • 一定方向だけの噛み癖をつけないこと(あごがずれていきます。)
  • いつも同じ方向を向いている癖をつけないこと
  • 舌を出す癖、舌をはさむ癖、唇をかむ癖、唇を挟み込む癖、なども、噛み合わせを悪くします。
  • 上の歯が出ている方や、舌を上の歯と下の歯との間に挟む癖のある方は、症状が悪くなる場合があるため、吹奏楽器は吹かないほうが良いと思います。

最近の10代の子供さんたちの多くは、食生活などが原因で、あごが十分に発達しないため、噛み合わせが悪くなりやすい傾向にあります。その上、上記のような「くせ」があると、あごがずれたり、変形したりする場合があります。

そのために、あごの関節が痛い、口が開きにくい、あごを動かすと音がするなどの症状も出ています。

歯列不正の症状には、一般的に「よく噛めない」、「見た目が悪い」、「発音がハッキリしない」などがありますが、全身的には、「偏頭痛」、「肩こり」、「体のゆがみ」などの原因になることもあり、一生を通して健康を損ないます。

そのため、全身の中でも、正しいあごの位置と、正しい噛み合わせは大事になります。 生活習慣に気をつけましょう。

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